地学03 月の満ち欠けモデル


 月の満ち欠けを説明するためのモデルです。黄色が月、青色が地球です。下のボードに月を置く向きが印刷してあります。地球の方向から月を見ると、月が満ち欠けして見える仕組みがよく分かります。
 普通に肉眼で見てもいいのですが、タブレットやスマホなどを使って見ると、より分かりやすくなります。


【準備物】 
ア 台紙(B4) 
 コピー用紙に月を置く位置や向きを印刷し、ラミネートします。
 【台紙のPDFデータはこちら】

 

イ ストロー
 直径5mm 長さ180mm (ネットで買えるクリアのストレートストローも少なくなってきました。)

 

ウ スチロール球
 直径35mm アクリル絵の具などで塗ってもよいのですが、パイル植毛されたものをアマゾン等で購入できます。10個で330円。
 黄色と黒に半分半分に植毛されたものは、仮説社のオンラインショップで購入できます。「月の満ち欠け模型」5個で660円。

 

エ 穴開きゴム栓
 地球(青色)を立てるために使用します。ストローをさすので穴開きのほうが便利です。ゆるいときはセロハンテープを巻き付けてストローを太くします。穴はドリルで開けるか、編棒(100均)で開けるようにします。 


オ ウナギの串
 ウナギの串を使って月をゴム栓に取り付けます。月は、黄色と黒の半球を接着剤で貼り合わせて作ってあるので、真ん中の部分が固くなっています。ストローが入るくらいの穴を開けるのが難しいので、ウナギの串を使いました。地球は「金星の満ち欠けモデル」で作成したものを流用します。 
 月のゴム栓は台紙の月のイラストが完全に隠れないように小さめにしました。


【実験・観察の様子】
1 下の図のように地球と月をセットし、地球から見たときの月の形を確認します。

 

2 月の位置によって月の形が変わって見えることを確認します。

 

3 タブレットのカメラを使って見ると、よりよく分かります。また、3~4人で同時に確認することもできます。


4 スマホを大型ディスプレイにミラーリングして、地球から見た月の形を、クラス全体で確認することもできます。まとめの時などは、この方法が便利です。ウッディの股のところにカメラがくるようにしてあります。

 このような場合は、レンズが1つのiPhoneSEとかが使いやすいですね。
 ちなみに、顕微鏡の接眼レンズにスマホを押し当てて、顕微鏡の画像を大型ディスプレイに写したりするときも使いやすいです。