光電池専用モーター(RF-510TN)の代替品

 大変優れたモーターでしたが、残念ながら取り扱い停止となってしまいました。そこで代替品として使えそうな製品を購入し、実際に試してみた結果をお知らせします。

 左から順番に以下のようになっています。
1 光電池専用モーター RF-500TB(緑のプロペラ)
2 タミヤ ソーラーモーター03(青のプロペラ)
3 光電池専用モーター RF-330TK(グレーのプロペラ)
4 小型低電圧プロペラモーター台(赤のプロペラ) 
 ※プロペラは、個人で装着したものです。  

 
 結論から言うと、どのモーターも代替品として十分に使用可能です。私が最もよいと感じたのは、1の「RF-500TB」です。モーターのサイズが大きく、回ったときの感動が大きいのが一番の理由です。 私は竿ピンチを台座として使っているので、大きくて挟みやすいということもあります。とはいえ、それぞれに異なる特徴がありますので、ご自身の目的に合わせて選ぶのが良いかと思います。お金に余裕があるときは台つきモーターを購入するのがいいかもしれません。詳しくは以下の説明をご覧ください。
 
[補足]モーターは鉄製スタンドの自在はさみに取り付けることもできます。また、モーターは上向きに設置し、プロペラを水平に回転させる形をおすすめします。そうすることで、実験班のどの席から見ても回転方向が統一され、観察しやすくなるためです。



1 光電池専用モーター RF-500TB 
 購入先・価格:スマートスクール(商品コード:170-390 / 679円)、ナリカ(品番:P70-2656)、ヤガミ(品番:6382200)
 RF-510TNの代替品としてよく紹介されている製品です。RF-510TNに比べるとわずかに回り始めにくい印象もありますが、十分に実用可能です。
 注意点としては、導線をつなぐ端子がRF-510TNに比べてかなり小さくなっています。ミノムシクリップで挟めなくもありませんが、外れやすいのが難点です。 下図のように「1.25の棒状形圧着端子」を取り付けると、ミノムシクリップでつまみやすくなります。
  圧着端子はそのままではモーターの端子に入らないため、あらかじめラジオペンチ等で挟み、穴の形を楕円状にしてから差し込みます。 圧着端子をかしめる(圧着する)際は、「フジ矢(FUJIYA) FR-150BG 偏心強力万能ラジオペンチ」を使用しています。一般的な万能ラジオペンチにも1.25の圧着補助機能は付いていますが、FR-150BGは偏心機構のため、より少ない力で強力にかしめることができます。
 なお、台つきのものとしては、「プロペラモーター(低電流型)」スマートスクール (商品コード:204-773 / 1991円)、ナリカ(品番:70-3947)、ヤガミ(品番:6434100)に採用されているようです。
 竿ピンチを台座として使う場合は、RF-510TNと同様に「ダブルバネワイド竿ピンチ(東和産業)」がおすすめです。ドラッグストアのコスモスで6個入り198円で購入しました。Amazonや楽天市場などの通販でも同じものが販売されています。



2 〔タミヤ〕ソーラーモーター03
 購入先・価格:理科ウチダス(商品コード:8-615-3625 / 512円)
 RF-510TNに比べるとやや回り始めにくいのですが、乾電池(1.5~3.0V)にも対応しており、汎用性に優れています。ただし注意点として、ボルタ電池の実験に使用する場合、RF-510TNやRF-500TBは金属板の種類を変えた際の回転数の変化が分かりやすいのに対し、ソーラーモーター03ではその差が判別しにくい傾向があります。 なお、台付きの製品としては理科ウチダスの「緑プロペラソーラーモーター台」(商品コード:8-615-3388 / 3,657円)に本製品が採用されているようです。ダニエル電池以外の時にも使える点が便利です。
 下の写真は、モーター付属の取り付け台と100円ショップの「1トールトレイ」を組み合わせた自作品です。横向きに設置して使用することもできます。横向きに設置すると、プロペラが水平方向に回るため、実験班のどの席から見ても回転方向が統一して見えるようになります。
 竿ピンチを台座として使う場合は、モーターが小さいため、挟むところの幅が小さいものにする必要があります。コメリで購入した「アテーナライフ 強力Y型ピンチ グレー・ホワイト 10個入り」を使いました。ネットでも購入できます。 

 



3 光電池専用モーター RF-330TK  
 購入先・価格:スマートスクール(商品コード:801-195 / 585円) または、ナリカ(品番:P70-2654)  
 以前から小さい電流でも回るので知られているモーターです。RF-510TNに比べるとわずかに回り始めにくい印象もありますが、十分に実用可能です。 ただし、軸径が1.5mmなので、合うプロペラがありません。また、導線をつなぐ端子がRF-510TNに比べてかなり小さくなっています。ミノムシクリップで挟めなくもありませんが、外れやすいのが難点です。 下図のように「1.25の棒状形圧着端子」を取り付けると、ミノムシクリップでつまみやすくなります。
 プロペラについては、外径2mm、内径1mmのシリコンチューブをネットなどで購入して、モーター軸に取り付けると、学校カタログ等に載っている通常の2mm軸用プロペラを取り付けることができます。(直径1mmの熱収縮チューブを軸にかぶせてチャッカマンであぶる(加熱する)方法もあります。)
 なお、台つきのものは、私が調べた範囲ではありませんでした。
 竿ピンチを台座として使う場合は、モーターが小さいため、挟むところの幅が小さいものにする必要があります。コメリで購入した「アテーナライフ 強力Y型ピンチ グレー・ホワイト 10個入り」を使いました。ネットでも購入できます。



4 小型低電圧プロペラモーター台
 購入先・価格:理科ウチダス(商品コード:8-615-4728 / 1829円)
 RF-510TNよりも回りやすく、今回試した中では最も回りやすいモーターだと感じます。台付きでありながら価格も安価で、プロペラが水平方向に回るため、実験班のどの席から見ても回転方向が統一して見える点など、非常に使い勝手の良い優れものです。 ただし、付属のプロペラが極端に小さいという点には注意が必要です(下写真の水色のプロペラ)。回転したときの感動が薄いだけでなく、回転方向や強さの変化も観察しにくくなっています。 また、モーター軸がかなり細いため、学校カタログ等に載っている通常の2mm軸用プロペラは使用できません。Amazonで探してみたところ、0.7mm軸の「Luxshiny Rcプロペラ 2枚羽根 10ペア プラスチック製 4.60×0.84×0.07cm 839円」(下写真の赤色のプロペラ)がぴったり合いました。コストパフォーマンスも高くおすすめです。「0.7mm プロペラ」と検索すれば、同じ製品がいろいろな出品者から販売されています。