小学校02 地層のでき方の実験


 地層のでき方の実験です。よく行われる実験ですが思ったようにきれいにできないことも多いのではないでしょうか。
 この実験装置では、礫、砂、泥の三層になったものを三段に作成できます。
 この実験装置のポイントは、透明ホースを使用しているところです。透明ホースにゴム栓を裏返しでさすと、水が漏れません。また、極少量の土砂で実験できますので、実験後の土砂の後片付けも楽にできます。

※ このページは小学校版です。中学校の実験では、泥水ではなく土だけを投入するようになっています。その方が実験としては手軽です。詳しくは「地学04 地層の作り方(1)」を見てください。


【準備物】 
透明ホース(内径18mm、外形22mm、長さ50cm)ホームセンターなどで購入できる。
ろうと(100均のスピードロート)ろうとに土砂が残りにくい角度が急な形状のものがよい。
ゴム栓(黒No.2) 緩いときは赤のNo.3にする。
角材(桧工作材 7mm×7mm×500mm)
ビニールテープ(透明)
との粉(カンペハピオ 赤 200g 516円)
(コメリ セメント用 砂 20kg 218円)
(茶砂利 7厘(2~3mm) 5kg (水槽用底砂利)1,980円 アマゾンで購入)

 


【実験装置の作り方】
1 透明ホースに角材をビニールテープで取り付ける。下の写真ではビニールテープをホースの一番端に巻いていますが、ホースが潰れやすいので、ホースの端から4cm程度のところをとめた方がいいです。なお、自在バサミを2個使えば角材を使わなくてもスタンドに取り付けることができます。
2 上端にスピードろうとを差し込む。
3 下端にゴム栓を裏返しで差し込む。太い方から差し込むと抜けにくく、水も漏れなくなります。ただし、深く差し込みすぎると抜けなくなるので半分程度にすること。(下図参照)

4 装置をスタンドに取り付ける。(下図参照)

 


【実験方法】
1 透明ホースに30mLの水を入れる。
2 泥:砂:礫 =1:5:5 で混ぜ合わせた土を作る。
3 2で作った土をプラコップに大さじすり切り一杯(15cc)入れた後、30mLの印まで水を加える。(プラコップに印をしたものを作っておく。土を入れた容器にすり切り棒を取り付けておくと便利。下図参照)

4 3の泥水を、実験装置にザバッと一度に入れる。
 (注1)コップをくるくる回してよく混ぜてから、すぐに入れる。
 (注2)コップにはできるだけ残さない方がいいが、コップに残った土を遅れて入れることは絶対にしない。
5 6分程度で泥が沈む。(下図参照)

6 落ち着いたら2回目を行う。3回目まで泥水を投入できる。(4回目は上から水があふれてしまう。)

 


【その他】
・砂の層が極端に斜めになったときは、泥が沈んでいる時にホースを指でつまんで水平に直すことができる。
・個人的には、礫(水槽用底砂利)は7厘(2~3mm)のものがよいと思うが、1分(3~5mm)のものでもできる。その場合、1回目は大変きれいにできるが、2・3回目は礫が泥に埋まってしまう傾向がある。7厘と1分のどちらがよいかは、好みの分かれるところであると思う。下の写真は1分の礫を使用した場合である。